ご挨拶

代表挨拶

[株式会社NYデンタル]の代表、 矢野 直美(やの なおみ)と申します。
当社のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
弊社は、1989年1月、創業者矢野伸年が「歯科技工を通じて、歯科医師の治療サポートを行い、患者様に長く使ってもらえる補綴物を製作したい」という想いのもと、福岡市に開業しました。
2018年2月、矢野は他界しましたが、矢野と共に学んできた技工士は、矢野の教えである「歯科医師の想いを、正確に、丁寧に」をモットーに日々仕事に取り組んでおります。
NYデンタルの技工士は、「仕事に誇りを持てる歯科技工士であるために何が出来るのか」を考え、チャレンジし続けます。そして、地域密着の技工所として、例えば先生の技工室のような、 先生、患者様の顔が見える技工所でありたいと考えます。

先代社長(矢野伸年)の想い

平成1年1月、当社は福岡市に個人ラボとして開業しました。
歯科技工士になって7年目のことでした。それまでに複数の歯科医院で勤務しながらいつも考えていたのは、「自分が作った補綴物を長く使ってもらうには、どうしたらいいか」でした。その疑問の答えを探す為に、土曜日・日曜日も夜も毎日、とにかく歯科技工の本や専門誌を熟読しました。
このことが私の歯科技工の基本になったと思います。その後、様々な卒後研修や勉強会に参加して、本から学んだ情報が整理されていきました。また若い頃の歯科医院勤務時に、直接患者様の治療に立ち会うことができ、貴重な体験ができました。このことも今の基本になっています。その後、シークエンシャル咬合に出会い、咬合のルールを知り、現在に至ります。

製作した補綴物を長く使えるようにするためには、補綴物と歯周との関係、咬合、形態、色、これらのものをすべて満足させないといけません。その為に大切なことは、正しい理論を学ぶことです。経験と勘だけでは、答えは出ないと思います。正しい理論や、技術を学ぶことで、理想的な補綴物を作ることが可能になります。歯科技工は、CADCAMの時代に入ってきました。
コンピューターの活用や機械化により、労働集約型のこの業種を生産性の高い業種に変えることができると考えます。本来どのように歯を作るべきなのかを知った上で、CADCAMを活用して生産性をあげ、長く使える補綴物を製作してく為にCADCAM機器を導入しました。 時代は常に変化していきます。歯科技工士も変化を受ける度量が必要です。
当社は「変化こそ常道」を経営理念とし、成長志向を持って積極果敢に挑んでいきます。

平成27年11月